2017年1月25日水曜日

白景色の黒歴史

自分の悪いクセとして、
「一度信じたものを疑わない」というのがあって、
小学校の頃スキー教室でロッジで昼食をとる際、
忘れられない事件がありました。
雪国の人らは靴などをレンタルせずに
自分のスキー靴、スキー板を持ってスキー場に向かうのが常識で、
そのスキー靴を入れる専用のでっかいリュックの中に
弁当などほかの荷物も入れるのですが、
そのサイズのデザインというのは限られてて、
ほかの人とリュックがカブってることもあったりするんです。
そんな中自分はまったく同じリュックを持っていた
同級生のMくんの弁当を食べるという。
今思えば疑うところはたくさんあったんです。
まず、普段食べてる弁当に比べてやけに豪華だったり、
リュックの中に見覚えのないハンカチなどがあったり、
そもそもリュックを置いておいた場所から随分離れていたり・・・。
それでも「この形のリュックで来たんだから自分のだ!」と信じて疑わず、
何なら豪華な弁当にテンション上がってクラスメイトに見せびらかしてたりしました。
のちにMくんが「弁当がない!」と騒ぎ出し、自分の勘違いが露呈し、
ひたすら平謝りしたあと「かわりに自分の弁当食べる?」と
本来の自分の弁当を見せると、こんなときに限ってのり弁だったりして。
普段温厚なMくんの「いらねえよ!!」という叫びは今でも忘れません。

12.3.27

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